去年の末に発売されたAmazonのDashButtonですが、今年になってやっと2つ購入してみました。
使えるようになるまでの設定方法、DashButtonを実際に使ってみて気づいた利点や弱点を書き留めておこうと思います。ちなみに、今回購入してみたのはLUXのDashButtonです。
また、Amazonの企みについて書かれた記事が面白かったので併せて紹介しておきます。
AmazonDashButtonって何?
ボタンを「ポチッ」と押すだけで日用品などが注文できる、新しいIoTデバイスです。
最近、IoT(アイオーティー)という言葉をよく耳にしますよね。IoTはInternet of Thingsの略で、モノのインターネットのことを言います。
具体的に例を挙げると、外出先から家電を操作したりできるのがこの技術です。
DashButtonとスマートフォンのAmazonアプリと併用することによってボタンが機能し、日常に溶け込んで便利に使うことができます。
完全に自己責任ですが、分解や改造をして別の使い方をしている方もいるみたいです。
分解してみると様々な機能がついていることが分かり、現在は動作に関係のないマイクなども確認することができます。
もしかしたら今後、何かアップデートがあるのかもしれません。
Qiitaに面白い改造をしている方が居たので、下にリンクを貼っておきます。
設定方法と使い方
まず、Amazonの公式ショッピングアプリを手持ちの端末にインストールします。
↓Android
次に、ここを見ながらセットアップすると準備完了です。
ボタンがきちんと動作するか確認するために、セットアップをしてからボタンを押して試してみてください。押した後にスマートフォンのAmazonアプリを開き、注文履歴を確認すると設定した商品が合っているかも確認することができます。
すぐにキャンセルをすれば出荷準備に移る前に処理されるので、請求されることもありませんから安心してくださいね。
使ってみて見えた弱点
自分が購入したのは、このLUXのDashButtonです。
シャンプーとリンスのDashButtonなので、いつもは脱衣所にぶらさげていますが撮影の為に部屋に持ってきました。右がシャンプーで左がリンスです。
え?見分けがつかないだって?
そうなんです。普通、洗髪にはシャンプーとリンスを使いますよね。それも、ほとんどの方が同じメーカーのものを使っていると思います。
その場合商品は違くてもメーカーの印字は同じなので、DashButtonの見分けがつかなくなってしまうのです。
ちなみに自分は、商品名を印刷したラベルシールを貼ることによって見分けています。
それに、シャンプーとリンスを頻繁に注文することは滅多にないですよね。その購入作業にこのデバイスは必要か?と考えるとNOという答えしか出てこないです。
特にAmazonの購入は複雑ではないので、DashButtonの意味がほとんどなくなってしまいます。それらに比べれば、ティッシュやトイレットペーパーなどは消費が早いので便利に使うことができるでしょう。
しかし、新しい物好きな人はそんなこと関係ないですよね。自分は新しいものが大好きなので、それがぶら下がっているだけで嬉しいです(笑)
Amazonの企みなの?
ライターであるところてんさんが書いた記事で、面白いものを見つけました。
それは「Amazon Dash Buttonは何がヤバイのか」という記事です。
AmazonのDashButtonの戦略について書かれていて、とても面白く読まさせていただきました。下のリンクから読むことができますので、ぜひ読んでみてください。
AmazonのDashButtonは次世代を感じさせてくれる、とても面白いデバイスでした。
Amazonのマーケティング戦略には目を見張るものがあり、それを知ってしまった方は試してみるのを躊躇するかもしれません。
でも、DashButtonには普通に実用性があるので購入しても損はないと思います。
なんせ初回注文は500円まで商品が割引かれるので、500円以上の商品ならばDashButtonが無料で貰えてしまうということになるのですから。