高専に通いながら2017年の11月に起業した人、たくちゃむです。
まぁ「学生起業」って最近はよく聞きますよね。
学生で起業を考えている方は、何か目的があって起業したいのだと思います。そうであってほしいです。
学生起業では”学生”という身分は変わりません。
ちゃんと学校に通いながら、となると両立もかなり厳しくなります。実際に、常に時間がありません。
そんな学生起業には良いところももちろんありますが、リスクも付きまといます。
学生起業をして感じたデメリットを、実際の体験から皆さんにお伝えしたいと思います。
学生という身分が足かせに
学生で起業というと、SNS上ではキラキラします。さらに、ある程度チヤホヤされます。
が、現実はそんなに甘くありませんでした。
冷静に考えれば、学生が売っている商品をすぐに信頼できるわけがありません。
圧倒的に信頼・信用不足なのが学生という身分なのです。
そのせいで取引がしづらい場面も多々ありました。
顔が見えない取引だったら年齢は出さない方がいい、というのが経験から学んだことです。
その代わり、一般常識はもちろん、幅広い知識を身につける必要があります。
もし自分が発注側だったら、学生にどんな対応をされたら信頼できるかを常に考える必要があるでしょう。
投資をされるということ
自分は意識高い系()のミートアップや勉強会に参加し、参加するたびに投資家の煽りを受けていました。
「起業」という言葉が頭から離れなくなるなど、まるで洗脳のようにも感じられる出来事だったと記憶しています。
今そのような状態に陥っている方は、まず頭を冷やしてみてください。
あなたがチャートをしっかり読んで株を買うように、投資家も適当に選んでいるわけではありません。
しかし、投資家は「勉強会」と称した集まりを開くことでクオリティフィルターをかけています。
要するに、それにわざわざ参加するような人は”ある程度優秀な人”なわけです。
集まった人たちに対して、投資家はガンガン声をかけていきます。下手すると、人によっては鬱になってもおかしくないでしょう。
それは一部の投資家に限ったことで、クリーンな方も多くいます。
実際に会ったり、メッセージをやり取りして「あ、なんか違うな」と思ったら98%あなたのフィーリングが正しいと思ってください。
そして、一番考えてほしいのが、本当に投資が必要なことをやろうとしているか?ということです。
自分は前述のように、いわゆる「投資家回り」をしていたわけですが、結局投資してもらうことなく起業しました。
今、何かやろうと思ったらほとんどがITに関わる分野だと思います。
その中でも、”Webサービスが作りたい”という方は投資を受けずにまずは起業してプロダクトを作るのです。
話はそれからなんです。自己資金できつくなったらプロダクトを持っていって投資してもらいましょう。
学生起業にはたくさんのメリットがありますが、たくさんのデメリットもあります。
今一度、投資を受けることについてだけでも考えてみてください。
お金は簡単に人を狂わせるということをお忘れなきよう!