日本初の暗号通貨であるMONACOIN(モナーコイン)。そんなモナーコインをバリバリ掘って一攫千金・・・なんて夢のようなことが起こるかもしれません。
そして今この時期にMonacoinを知り参加してきた方々は、まだ一般的に見れば、大きな流れに最初に参加してきた人たちです。これから先どうなるかは、もはや語る必要も無いでしょう。
— ごーるどもにゃー さっくす (@goldmona_sachs) 2017年6月19日
そんな夢に一歩近づけるのが、仮想通貨マイニング。
マイニングってなんだよ・・・って方はググってみてください。分かりやすいページがたくさんあります。
この記事は、マイニングとは何か?という記事ではなく「マイニングをするための具体的な準備」について書いた記事です。
パソコンのパーツ選びに迷っている方や、本当に採算が合うのか不安な方はぜひ参考にしてみてください!
目次
MONACOINならNvidia
仮想通貨のマイニングはRX570が…RX580が…ゴニョゴニョ。
なんてよく言っていますが、モナーコインのマイニングの場合はNvidiaのGTXシリーズの方が圧倒的に有利になってます。
というか本当はイーサリアムの採掘がしたくて、秋葉原に出向いてみたんです。
しかし、うわさどおり仮想通貨マイニングの特需で、秋葉原の店舗全店を回りましたが1枚も発見できませんでした。せっかく行ったのに…。
ということで、自分もモナーコインの採掘作業員へと足早に転職(笑)
だから特需で困っている皆さんに、手持ちのGTXグラボか、供給が安定している1060/1070/1080あたりを勧めたいなーと思いまして。
あ、マイニング専用PCなんて間違っても買わないでくださいね!?
目先の効果だけを求めていると痛い目に遭います。といのも、「専用機」と言うくらいですからマイニングの用途にしか使えないわけです。
どうせなら自作で作って、もしマイニングで稼げなくなってもパーツ別で売ってお金にできるという逃げ道は作っておいた方がいいと思います。
なんせ、仮想通貨が安定しているかと言ったら全くしていないし、そもそも過度な期待をするのが間違っているのです。
だから適正な価格でパーツをそろえて、いつでも逃げれる準備をしておきましょう。
そのためには、まだ適正価格に近いNvidiaGTX1060/1070/1080がオススメです。もし壊れても日本での流通量がある程度多いので確保しやすいし、マイニングに使わなくなったらゲーム用途にも普通に使えます。
たくちゃむのマイニングPC構成
下の記事で、マイニングリグの詳細を公開していますのでご覧ください(*´ω`*)
MONAコインの収益性が見たい方は一番下の見出しへどうぞ!
モナーコインを最適に掘れるように見積もって購入してみました。ライザーカードが届けばマイニング開始!
☆CPU Celeron G3930
CPUマイニングではないので、特にCPUは気にしてないです。
しかし、GPUの動きの足を引っ張る場合もあるらしいので様子見してみます。
まぁどんなCPUでもマイニングは効率悪すぎて誰もやっていないみたいですね。
☆M/B ASRock Z170 Extreme6
Z170のチップがいいみたいです。
DDR4なのでメモリも買い足すハメになってしまいますが、安定性重視なのでこれを選びました。
BIOSがGPU複数刺しに対応していない場合は、メーカーに問い合わせてみると解決策を教えてくれたりするみたいです。
メーカーに問い合わせたら特製のBIOSを作ってくれた…なんて特殊な事例もあるみたいなので、あきらめずに問い合わせてみてください。
☆RAM TEAM PC4-19200 2400MHz
これもあまり気にしていないのですが、8GBは欲しいなーと思ってDDR4のメモリを4GB×2で購入しました。
買ったのは安さがウリのTeam製で、特に変わったところがあるメモリではありません。
古いマザーボードを使用予定の方は安価なDDR3メモリが使えるかもしれませんが、どうせならマザーボードと一緒に新調してしまいましょう。
☆SSD Intel 540s 120GB
インテルのスタンダードなSSDが転がっていたので、これを使うことにしました。
SSDの方がHDDよりも読み書きが早くて熱くならないのでおすすめです。
HDDをどうしても使いたい場合は、HDD本体がものすごく熱を持つのでしっかりと冷却させてください。
☆GPU NE51060S15J9-1060J
ドスパラ限定モデルになっており、Amazonでは変な価格の取り扱いしか無いので下のリンクからドスパラの通販サイトに行って、型番「NE51060S15J9-1060J」で調べてみてください(^_-)-☆
ドスパラ
Palit Microsystemsのグラフィックボードで、マイニングの要となる心臓部分。チップはGTX1060、メモリが6GBとなっています。
1枚3万円くらいでしたので、これを5枚購入して15万円くらいです。今、RadeonのRX580をプレミア価格で購入しようとすると3万5千円くらいするので、かなりのお得感があります。
正直、Radeonってマイニングくらいしか用途が…(小声)
☆PSU
ここに思い切ってお金をかけることで、安心感を買うことができます。
マイニングPCの電源をケチるのはやめた方がいいです。
電源はSTANDARD、BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM、TITANIUMの6段階がありますが、自分はPLATINUMを選びました。
これは電源の変換効率のランクで、PLATINUMは高い方です。
なぜケチるのがいけないかというと「電源の安定性がマイニングの安定性を高めるから」ということになります。
不足や不安定で電源が落ちてしまってはだめですし、頻繁に故障していては使い物になりません。
ビデオカードと電源、この二つはしっかりとお金をかけましょう。
☆その他
上のパーツ以外にも、
- ワットチェッカー
- ライザーボード×6
- サーキュレーター
- ファンコントローラ
- ファン×4
を購入しました。
このマイニングPCでかかった費用は大体24万円くらいです。
まぁ高いっちゃ高いですけど、これがペイできたら…と思うとワクワクしてきます(*’ω’*)
仮想通貨の相場は常に変動するので皮算用的な計算しかできませんが、いくら稼げるのか見てみましょう!
そもそも稼げるの?
なんとかパーツはそろったものの、本当に稼げるのか!?というところが一番問題かと思います。
これで電気代がかさんでしまったら、せっかく稼いだコインが水の泡ですからね…。
とりあえず上の構成のPCには”モナーコイン”を掘らせたいと思っているので、モナーコインの計算をします。
モナーコインの採掘速度はGTX1060で24MH/s程度ということは、現時点での採掘困難度(10MH/s≒3MONA/日)だと7.2MONA程度となる計算です。
となると、現在の相場(1MONA=50JPY)で計算した場合、GTX1060のグラボ1枚当たり360JPY/日くらいの儲けになります。
それが5枚あるので、単純計算ですが1,800JPY/日、54,000JPY/月が稼げますね。
しかし、1枚当たり120JPY/日くらいの電気代がかかるので、5枚あると600JPY/日くらいの電気代がかかります。(一応グラボ以外の電気代も考慮)
そして、1か月あたり20,000JPY程度の電気代が見込まれるので、実質の儲けは34,000JPY/月となります。
なので初期投資20万円をすべてペイするには、半年くらいかかるようです。
相場は刻々と変化しますからはっきりとした数字は予測できませんが、1年もあれば十分にペイできるでしょう。